
巻毛(千代田梵天)♂と非巻毛(黒ノーマル)♀のペア
左のペアが現在育雛中のヒナ三羽
私は芸物十姉妹の繁殖、特に大納言の作出にこだわって今に至っています。
理由としては、芸物十姉妹の発祥の地が我が郷土の徳島県であり、また、マントコートを着たような姿に大変興味を持ったからです。
文献等によると、昭和2年に鳴門市の徳島撫養愛鳥会主催の展覧会で梵天十姉妹が5羽発見されたのが始めてとされています。
私が昭和60年ごろに芸物十姉妹を求めて鳴門市内の飼育家を尋ね、一色物の芸物十姉妹(大納言等)を譲ってもらったのが我が家の芸物十姉妹のルーツです。
それから約30年余り芸物十姉妹の作出に携わってきましたが、これといった自分自身が納得する素晴らしい巻毛の十姉妹に出会えたのは2羽だけです。
それほど巻毛十姉妹の作出は思ったようにいかなかったのです。
そのため、種鳥を残すだけで、皆様にお譲りすることが出来ませんでした。。
なぜ思ったように作出ができなかったのか、原因を考えてみましたが・・・・・・・・・・・・
まず、第一に他から種鳥をほとんど入れず、近親交配等で血が濃くなってしまったのではないかということです。
次に、多様な巻毛十姉妹のペアリングはに決まった形式がなく、いろんなパターンを試して行ってきましたが、未だにこれといった模範解答がありません。そして、やっかいなことに、巻毛同士のペアリングでは致死遺伝子が働き、何割かは育たないのです。
そこで、これからは芸物十姉妹の飼育を始めた当時のペアリング(現在より多くの芸物十姉妹が出来ていたような記憶があります)に戻し、巻毛(大納言・千代田梵天等)と非巻毛(一色物のノーマル)を中心に交配をして繁殖を行っていこうと考えています。
そして出来れば、巻毛の素晴らしい芸物十姉妹を皆様にお届けできればと思っています。
とにかく、これからの1年間は私に飼育技術のセンスが有るかどうか問われる1年になりそうです。