仮母について!!

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前回4羽の胡錦鳥と3羽の胡錦鳥を育て、今回カノコ雀4羽とコモン鳥3羽を育てた仮母十姉妹!

仮母と一口に言っても、いろんなパターンがありますが、今回は胡錦鳥・ヒノマル鳥・カノコ雀等自育が難しいフィンチを、仮母を使って繁殖をする仮母について、私の経験を基に書いてみたいと思います。

まず結論から言うと、仮母は十姉妹に限ると言うことです。

私は二年前に、仮母十姉妹が足らなくてキンカ鳥を仮母にして胡錦鳥を繁殖したことがあります。その時は6ペアを使用したのですが、その内の2ペアが2羽づつ育てあげたのでキンカ鳥もフィンチを育てる仮母に使えるのではないかと考えました。なぜなら、キンカ鳥はオスとメスの判別が外観で分かり、給餌力も旺盛であったからです。しかし、性格は温和な十姉妹に比べて、少しキツイように感じました。

そのせいか、安定した結果は得られませんでした。コモン鳥もキンカ鳥に卵を託して試してみたのですが、一回目は何とか育てたのですが、二回目は途中で育てるのを止めました。少しキツイ性格のキンカ鳥よりも、温和でおおらかな性格を持った十姉妹が仮母に一番適していると思いました。

ただ、十姉妹にもいろんな個性があり、仮母に適した仮母十姉妹を作り上げることが、一番大切であると考えています。

仮母十姉妹の適正について、いろいろな意見があります。例えば、一色物の十姉妹がいいとか、一度繁殖経験のある十姉妹がいいとか、全く繁殖経験のない十姉妹がいいとか、等々まだまだありますが、全部間違いではないと思います。

一番いけないのは、仮母十姉妹はこうであると、決めつけてしまうことではないでしょうか。私の所では、数ペアがいろんな種類(胡錦鳥・ダイヤモンドフィンチ・コモン鳥・カノコ雀)のフィンチを、安定して育て上げています。このペアたちは、回数を重ねるごとに子育てが上手になり、仮母として進化しているように思います。

私は、全ての種類のフィンチを上手に育て上げる仮母十姉妹を作るのが目標です。温和な性格で多様性を持った十姉妹は無限の可能性を秘めた飼い鳥です。

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ヒノマル鳥のヒナ2羽とわが子3羽を一緒に育てた上手な仮母十姉妹!

追伸
・7月の日曜市の出店日は7月3日(第1日曜日)と7月24日(第4日曜日)です。みなさ~ん!遊びに来て下さ~い!
・7月の西日本セキセイクラブの例会・セリ市は、7月10日(日)に高松美山ホテルで行います。全員集合だよ~ん!
・平成28年6月19日(日)姫路市の姫路パロットファームで行われた、全日本洋鳥クラブの交換会に参加してきました。私は小鳥38羽(キンカ鳥・カノコ雀・コキン鳥・ジャンボキンカ鳥等)持って行き、11羽(オカメルチノー手乗り・サザナミインコ手乗り・セキセイインコ等)連れて帰ってきました。午前中はあいにくの雨でしたが、午後からは雨も止み有意義な一日となりました。縁あって、全日本洋鳥クラブの会員になりましたので、今後共よろしくお願い致します。
・最近よく山の繁殖場に、お客様が来られます。我が家の小鳥たちを見て、ワクワクしている表情を見ていると、こちらまで嬉しくなり、若返った気分になります。「ありごとうございます!」
・禽舎の進行状況ですが、梅雨にかこつけて松下工務店は、開店休業の状態でまったく進んでいません。梅雨が明けると、松下建設に変身して地盤工事に汗を流したいと考えています。

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One Response to 仮母について!!

  1. サスケ 曰く:

    キンカチョウは個体差にむらがあり過ぎて仮母としての安定感にかけると私も感じます。十姉妹は抜群の安定感ですが、コキンチョウなど大食いのヒナの場合、四匹以上ですと、巣立ちまでは安定感がありますが、巣立ち後、ヒナの消化スピートにエサやりが追い付かず、結果が餓死が発生したり、(血統の悪い小型のコキンチョウなら大丈夫なときもありますが)小さな成長になってしまいます。大型血統のコキンチョウを、大きく育てるならヒナ2羽が安全と経験上思います。あと意外性のある仮母がジャンボキンカメスとジュウシマツオスでのかぼです。ペア組には苦労しますが、成立すると安定した仮母になりました。この組み合わせでは、大型血統コキン5羽でも楽勝で大きくそだてました。
    しかし、総合的には十姉妹が一番安心です

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