今シーズンの繫殖を振り返って!

昨年の9月から胡錦鳥を中心に繫殖を行い、今年の3月からは、胡錦鳥に変わり、ヒノマル鳥・カノコ雀・ダイヤモンドフィンチ・コモン鳥等を行ってきましたが、6月末で終了しようと思っています。



換羽が進んだ胡錦鳥、この機会に飼育をしてみませんか!(2022.6.18撮影)

今シーズンの繫殖を振り返って、胡錦鳥のヒナは120羽ぐらい繫殖出来たのですが、昨年に比べると2割ぐらい少なかったと感じています。少なかった原因として考えられるのが、前のシーズンに比べて寒さが厳しかったのではないかと思っています。3月からの他のフインチ類の繫殖ですが、全体的には少しずつは繫殖出来ているのですが、種鳥に残す程度ではないかと思っています。
 
それと、春からアキクサインコの繫殖に力を入れていたのですが、今までに全くヒナは繫殖出来ていません。少し落ち込んでいます。
 
今シーズンの繫殖を振り返っては以上です‼
 
 

過去の新着情報!

今回の思い出の新着情報は、2015年2月24日に掲載しました、芸物十姉妹の繫殖に関わって!と目線!!です。

以前の記事を読み返していると、とても懐かしく思える部分と新鮮な気持ちになる部分が交錯して、少しですが力が湧いてきます。
これからも、読み返してその感覚を、大切にしていきます。

 


※2015.2.24掲載

芸物十姉妹の繫殖にかかわって!

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巻毛(千代田梵天)♂と非巻毛(黒ノーマル)♀のペア

左のペアが現在育雛中のヒナ三羽

私は芸物十姉妹の繁殖、特に大納言の作出にこだわって今に至っています。

理由としては、芸物十姉妹の発祥の地が我が郷土の徳島県であり、また、マントコートを着たような姿に大変興味を持ったからです。
文献等によると、昭和2年に鳴門市の徳島撫養愛鳥会主催の展覧会で梵天十姉妹が5羽発見されたのが始めてとされています。

私が昭和60年ごろに芸物十姉妹を求めて鳴門市内の飼育家を尋ね、一色物の芸物十姉妹(大納言等)を譲ってもらったのが我が家の芸物十姉妹のルーツです。
それから約30年余り芸物十姉妹の作出に携わってきましたが、これといった自分自身が納得する素晴らしい巻毛の十姉妹に出会えたのは2羽だけです。
それほど巻毛十姉妹の作出は思ったようにいかなかったのです。
そのため、種鳥を残すだけで、皆様にお譲りすることが出来ませんでした。。

なぜ思ったように作出ができなかったのか、原因を考えてみましたが・・・・・・・・・・・・

まず、第一に他から種鳥をほとんど入れず、近親交配等で血が濃くなってしまったのではないかということです。

次に、多様な巻毛十姉妹のペアリングはに決まった形式がなく、いろんなパターンを試して行ってきましたが、未だにこれといった模範解答がありません。そして、やっかいなことに、巻毛同士のペアリングでは致死遺伝子が働き、何割かは育たないのです。

そこで、これからは芸物十姉妹の飼育を始めた当時のペアリング(現在より多くの芸物十姉妹が出来ていたような記憶があります)に戻し、巻毛(大納言・千代田梵天等)と非巻毛(一色物のノーマル)を中心に交配をして繁殖を行っていこうと考えています。

そして出来れば、巻毛の素晴らしい芸物十姉妹を皆様にお届けできればと思っています。

とにかく、これからの1年間は私に飼育技術のセンスが有るかどうか問われる1年になりそうです。


※2015.1.18掲載

目線!!

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この小鳥目線から感情・健康状態等が私に伝わってきます!!

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。

小鳥の健康状態は小鳥の目を見れば一目瞭然である。健康な小鳥は目に力があり輝いています。
そして、目にはいろいろな表現力・説得力があり、その目線からは常に感情が満ち溢れています。

私が今、目線という言葉を意識した場合、お客様目線に立った小鳥をお客様に届けることであります。
今まで私はマニア目線で小鳥の飼育をし、繁殖を楽しみ、満足していました。しかし、去年の4月から「小鳥の楽園」創りに携わってきて少しずつではありますが考え方が変わってきました。

自分の思いや考え方を人に押し付けるのではなく、まず、お客様が何を求めているか、また何を一番してほしいのかを感じとり、それを「小鳥の楽園」創りに生かしていかなければならないと思うようになりました。

そのためには、朝早くから日曜市に来て下さるお客様の話に耳を傾け、お客様目線を大切にしていきたいと強く思っています。


追伸

・閉店・感謝セールを実施中です❣
 よろしくお願いします❣

・今月の一枚❣
私は幼い頃から昆虫にとても興味をもち、昆虫採集の記憶が、とても良い思い出として残っています。今、山の繫殖場で、毎日小鳥の世話等で過ごしていると、4月頃から昆虫類に接する機会に恵まれます。特にカミキリムシに興味のある私は、毎年ラミーカミキリムシに再会します。その時は、とても嬉しく懐かしく思い、楽しんでいます。

今回、40年前の図鑑を引っ張り出して調べてみました。そこで分かったのは、ラミーカミキリムシの食草はイラクサ目イラクサ科のカラムシで、繫殖場の近くに群生しているので、命を繋いでいって毎年顔を見せてくれるのです。
  



一年ぶりに再会をした、カラムシの葉の上にいるラミーカミキリムシ!(2022.6.4撮影)

このようなことにも、時間を割き、ご幼少のころを思い出したいと考えています。

今回は以上です❣

ブックマーク へのパーマリンク.

16 Responses to 今シーズンの繫殖を振り返って!

  1. ペットバードペペ 曰く:

    ヨーコ様

    コメントありがとうございます。

    今は、ダイヤモンドフインチはヒナなので、販売出来ません。胡錦鳥のイエローとブルー系のペアは、販売出来るのはいません。

    よろしくお願いします。

    2022.7.9 松下晴泰

  2. 伶奈 曰く:

    数年前に日曜市でキンカチョウや十姉妹、文鳥を購入させていただいた者です。
    2022年はアキクサインコに力を、とのことですが、現在販売はされていないのでしょうか?
    また閉店との事で、とても残念に思います。

  3. 岡田 曰く:

    こんにちは。

    秋に手のり文鳥をお迎えしたいと思っているのですが、

    予約しておく事は可能でしょうか?

    挿し餌のできる時間の都合上生後1ヶ月ほどの文鳥をお迎えしたいです。
    別で費用がかかってもかまいませんので、お返事いただけたら幸いです。
    よろしくお願いいたします。

  4. よーこ 曰く:

    はじめまして
    お伺いしたいのですが、現在販売可能なダイヤモンドフィンチ、コキンチョウのイエロー、ブルー系のペアはいますか?

  5. ペットバードペペ 曰く:

    M様

    コメントありがとうございます。

    昨日はご来店ありがとうございました。

    また、オカメインコに会いに来たください。

    2022.7.8 松下晴泰

  6. MI 曰く:

    こんばんは、今日は突然訪問したにもかかわらず
    小鳥さんを見せていただきありがとうございました。

    見せていただいた中でも
    やはりあのオカメさんが
    すごく記憶に残っております。
    家の状況がどうにかなりましたら
    また伺わせていただきます。

  7. ペットバードペペ 曰く:

    keewi様

    コメントありがとうございます。

    これからもよろしくお願いします。

    2022.7.1 松下晴泰

  8. keewi 曰く:

     目は口ほどにものを言う はすばらしい言葉やね
     共顕性致死遺伝子変異の繁殖で
    思うような表現型を得ることは困難を極めますが
    ライフワークにふさわしいやりがいのあること
    お互に鳥活を心行くまで楽しみましょう

  9. ペットバードペペ 曰く:

    コウサカ様

    コメントありがとうございます。

    6月末で、コモン鳥は10羽位、ヒノマル鳥は7羽、ダイヤモンドフインチは5羽位は繫殖出来ますが、換羽が終わって種鳥に使うのを残して、余れば販売できます。なお、ダイヤモンドフインチ1ペアの予約がはいっています。

    まったく、おおざっぱな回答で申し訳ありません。

    2022.6.26 松下晴泰

  10. コウサカ 曰く:

    そちらに上がっている繁殖を止める個体の販売はしてますか?
    コモン、ヒノマルチョウ、ダイヤモンド希望です。

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